岩手看護短期大学

教育・研究

特色ある教育

総合的なカリキュラムで活躍できる未来を見据えます

本学では、医療の進歩や国際化に対応できる力を養うとともに、豊かな人間性を育てるためのカリキュラムが整っています。
基礎分野や専門基礎分野をはじめ、実践的な能力を高める統合分野など、看護の現場に立ったときに活躍できる準備が十二分にできる編成となっています。
特に基礎分野では、下記のような特色のある教養科目を設定しています。

日本文化ともてなしのこころ

この講義は、2年次の後期および3年次の前期に設定されており、学校法人岩手女子奨学会理事長の澤野桂子先生が主担当として行われます。

礼儀は、社会のルールのひとつです。相互依存の日本社会において、どのようなコミュニケーションや行動が望ましいかを考える時、礼儀作法は幸福な社会生活を営むために最も大切な手段であります。講義のなかで積極的に実践してみて学習を深めることにより、これが社会人としての必要条件であることが理解できるようになります。訪問実習の際の言葉づかいや礼状などの手紙の書き方指導、また煎茶や玉露の入れ方などの演習を行います。

社会人としての必要条件でもある基本的なマナーの習得を目指すとともに、看護職者としてのマナーの習得に理解を深めることを目的としています。

自由活動旬間

自己を知り、相手を理解する力を養うことを目的に、2年次に「自由活動旬間」という特別なカリキュラムが導入されています。看護は人の理解から始まります。そのためには、それぞれの人が住む環境の自然・文化への理解、そして何よりも自己を知る必要があります。自己を知ることが他者への理解につながるということが、看護する力の基本となります。
その力を身につけるために、本学では「地域の自然と文化」「異文化の理解」「ボランティア活動実践」の3つの科目を設定しています。学生は3つの科目からいずれかを選択して学びを深めます。そして、各人が興味を持ったテーマを見つけ出し、グループで活動を実施します。その活動をとおして、人や人を取り巻く環境の変化に対応できる看護実践能力を磨きあげ、発揮し続けるための原動力を養います。

【講義科目】

「地域の自然と文化」

人を取り巻く、地域の自然と文化を座標軸に置くことは、人の理解への手掛かりとなります。岩手は、歴史的に多くの偉人を輩出していますが、それは厳しくも広大な自然・風土との関係を抜きには成立しません。「地域の自然と文化」では、そこに培われた歴史・文化を学ぶことで、先人たちのメッセージを受け取り、より広い視野を持った看護観の醸成を目指しています。

「異文化の理解」

人々の交流が地球規模で行われ、それに伴い看護の活動も国際的視野で行われています。人間を理解するためには、その人が育ってきた文化的背景を理解することが重要です。異文化を理解することは、個々の人間を理解するための基盤であります。異文化に触れ、文化的背景の違いから、個人または集団の習慣や価値観の違いを知ることを目指します。

「ボランティア活動実践」

ボランティア活動を通し、ともに活動する仲間や地域の方々と交流する中で、自分を知り他人を理解する力を養います。様々なボランティア活動の実践によって、自ら積極的に行動する主体性や計画力、実行力、協調性、また活動を振り返って課題の発見や次の行動を考える力を培い、ボランティアに対する理解と奉仕する心、ならびに思いやりの心を育み、さらに看護観を高めることを目指します。